どん松実語録(指揮者語録）

トシサマレッスン覚書より

せんにん　松実

オリーブ　福田

　　　

ピーチク パーチク　一代目団長白井（１９９５年９月～２００２年３月。７.５年間）

サイレン　二代目団長平林（２００２年４月～２００４年３月。２年間）

ロングアゴー　永井

ロブスターzari　吉森

アケリン　デーン　宗重

ワンゲル 畠山

クレイジーキャットウエキ　木植

ラピスラズリ　入澤

コマドリ１号　福田

コマドリ２号　曽田

　

『昔、ピレネー山脈にねアルタミラって洞窟があってね、アルタミラって知らないの、だからあったの。壁画があるんだけど、腰の太い安産形の女性の感じなんだよ。うーん、あんたがたのことよ、分かんないかな。』

『There used to be a cave called Altamira in the Pyrenees. Do you all know Altamira? I don't know. It's the feeling of a woman with a thick waist in a mural. Old-fashioned drawings of you and the easy delivery style look a lot like you. Still not sure?』

　

『主人公のことや、物語の背景を少しは考えてよ。どこの町なの、もっと洒落た町なんだよ。 あなた達の畑耕してるイメージが気になるんだよ。まー、しょうがないか。』

『You should think about the main character and the background of the story. For example, what kind of town it is, a more fashionable town. The image of you plowing up the fields is useless. But there is no help for it.』

　

『「Memory」って、相手は英語よ、ニッポン語の「メモリイ」じゃないよ、「メ」で１つ、「モ」で一つ、「リ」で一つ、最後に丁寧に「イ」で締めくくってるでしょ。

外国人が聞いたら、やっぱり日本語は難しいって思われるだけだよ、少しは考えてよ。「me」と「mory」なんだよ。わかる。』

　

『「Tonight」は、あなた方みたいに、教養のある人の歌じゃないのよ、今日ダンス

パーティーで会った二人の話よ。わかってんの。その日の内にこんなことやってんだよ、もうおねだりは必要なくなって、何年経つの。遠い世界のことなの。その気持ちにならなきゃ、せめて理解してないと駄目でしょ。』

　

『言葉の大事なとこ（一番言いたいこと）を延ばすんだよ。人に伝えるのに内容が接続詞、

だろうと何だろうと、平等に伝えるの？　みんな同じ長さじゃ気持ち悪いでしょ。』

　

ドクターYABU鈴木　メダカ　三代目団長鈴木（２００４年４月～２０１２年３月。８年間）その後バスへ

トシサマ　榊原　メダカ二代目　四代目団長榊原（２０１２年４月～）その後バスへ

スピッツ　宮原

　

『テノールは基本的に優男で、ルーズなイメージなんだよ。 ３人とも固すぎるんじゃないの、

いい加減な生活している男に魅力を感じるんだよ。まじめなやつに胸がときめくか、とき

めかないでしょ。少しはやさおとこになってよ、ここだけで良いから。』

　

『おぼっちゃまだからね、優しくしたことないの。　女の人にささやいたことないの。

そうそれでいいの（本人は何だかよく分からないが）。そんなもんかな、まー、いいか。』

　

　

ボーク　　伊集院

イヌネコ　　市川

ムッシュ　　栗山

パーチク　　白井

ドクターYABU鈴木　メダカ　三代目団長鈴木（２００４年４月～２０１２年３月。８年間）テナーからバスへ

トシサマ　　榊原　メダカ二代目　四代目団長榊原（２０１２年４月～）テナーからバスへ

　

『ピアノを持ち上げながら、声だしてみて。そうそれだよ。どうして力抜くと元に戻るの。

脇腹の筋肉を使うんだよ。ほら、ふくれるでしょ、分かる？』

『ライオンは吠えるとき、上あごをあげてから、ガオーって言うでしょ。犬も猫も同じ。

下あごは開かない。首が無いイメージでやって。声は顔の後ろに出して。』

『バスは基本的に野太い声が、悪魔の声のイメージなんだよ。 そんなに声を前に出しちゃだ

めだよ。気を抜くとすぐ前に出てくるんだから、世界中捜しても、そんなバスいないよ、始末に悪いんだから。しょうがないか。』

　

グッチ　　　　山中

にょほほーい　林

チャリコ　　　山田

タイガー　　　石川

キュウティー　森島

『今度はコモリスギ、窓開けて外見たこと無いでしょ。口開けて。バーカって言ってるでしょ。

そんなバーカはないの、見下したように言ってよ。それでシャルウィって替えるだけだよ、簡単なはずなのに、自分たちで難しくしてるんだよ。』

　

『あんた達はソプラノのまねしちゃ駄目なの。声は一人一人骨格と筋肉が異なるんだから、

人のレッスン聞いてても駄目なの。もっと図太い声出ない。こうするんだよ、こうじゃな

いの。そうそれでいいの。はい、忘れないうちに、もう一回。』

　

『Tonightの「マリア」って、何歳なの、１８だよ１８。世界は２人しかいないのユウと

ミイよ分かる。そんな髭はやしたおばあさんみたいな声出さないの。　トニーて１９才だ

よ。あんな６０才のトニーに、何でトニー、トニーて、言うの。応えちゃだめだよ。』

　

『英語を一個一個読まないの。アメリカ人が聞いたら、やっぱり日本語は難解だと言わせる

だけよ。何にも通じないんだから、いちいち英語読まないの。

音符の少ないとこはゆっくり、多いとこは早く、ようするに揺れだよ揺れ、揺れが無くっちゃこんなの何にもならないよ。楽器の場合はあまり揺らぎはないの。例えばベートーベンの楽譜にここはゆっくり、ここははやくって書いてないんだよ。楽譜から読みとるの、音符の数だよ。揺れすぎても、すぎなくても「この人はベートーベンがわかる、わからないの評価が決まるんだよ。」わかります？揺らぎはロマン派からなんだけどね。だからこの曲には揺らぎが必要なんだよ。（なんのこっちゃ？）』